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執筆者の写真Hideki Kobayashi

お客様からの孵化のご報告

更新日:2023年4月7日


ヒメウズラのヒナ、ご報告ありがとうございます

 可愛いヒナ達がまた、生まれました。今回は、ヒメウズラの孵化に成功されたお客様からのご報告です。7個の白系ヒメウズラの卵から4羽のヒナが孵りました。孵化率は約57%でした。畜産試験場のテストでは、ウズラ類の人工孵化率は50-60%なので、期待通りの孵化率となります。


孵卵器内で生まれたばかりのヒナ

 今回のお客様は、推奨の孵卵器「リトルママ」タイプで、孵化されたようです。孵化したてのヒナはやっぱり可愛いですよね。4羽ですと、2ペアできる可能性があって、将来が楽しみですね。ヒナの時から出来るだけ触れていた方が、よく慣れます。時折、「ヒナは生まれて最初に見た大きく動くものを親鳥と思う。」という事を聞きます。ヒナが最初に見る物は、多くの場合飼い主の手です。確かに餌や水の交換をするとき、ヒナ達が手にまとわりついてきて、とても楽しいです。しかし、それもヒナが小さいうちです。若鳥に成長して、巣立ちの時期なると、手に興味が無くなるようです。


ヒメウズラのヒナ達

 また、飼育するヒメウズラ・コリンウズラの数によって、飼い主との関係も変わって来るようです。5羽以下で飼った方が、飼い主との関係もより密接になります。ペットとして飼育するのであれば、5羽以下が望ましいと思います。2羽くらいをたっぷり構いながら飼育すると、手乗りインコのように慣れることもあるようです。ウズラ類を飼育する場合、自然な姿を観察する人と愛鳥として手乗り状態に飼育する人がいると思います。どちらもヒメウズラの魅力を楽しめますので、自分に合った飼い方をしてみてはいかがでしょうか?


生まれたてのヒナにヒーターは欠かせません

人工孵化と比較すると、やはり親鳥が抱卵して孵す方が孵化率は高いようです。でも、ウズラ類は中々抱卵しないので、親鳥による自然な孵化は難しいかもしれません。当社のヒメウズラも1-2度抱卵したことがありますが、1週間程度で親鳥は卵の抱卵を放棄してしまいました。大体4-5個の卵を抱卵していましたが、抱卵している親鳥の姿はとても可愛らしいものがありました。残念ながら、抱卵を放棄した卵を孵卵器に入れても孵化しませんでした。


ヒメウズラ・コリンウズラの写真・動画をお待ちしております。


 当社から有精卵を購入されたお客様、またそうでない方もヒメウズラ・コリンウズラの魅力を伝えてみませんか?ヒメウズラ・コリンウズラ、そして並ウズラの写真や動画を募集しています。メールにて送って頂ければ、当ホームページで紹介させていただきます。皆でウズラ達の魅力や飼育の楽しさを広めてみませんか?





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