孵化したヒメウズラの飼育に必要な物
- Hideki Kobayashi
- 6 日前
- 読了時間: 3分
ヒメウズラの孵化を計画した後、ヒメウズラの飼育について考えなければなりません。ヒメウズラが孵化してヒナが生まれた時、とても嬉しいのですが、ヒナはとても弱いので飼育には十分に気を付ける必要があります。ヒナの飼育の準備をしっかり整えて、ヒナが孵ってから慌てないようにしましょう。

ヒナの飼育には、飼育ケースとヒーター、小さいエサ入れと水入れが必要です。
ヒナが産まれてから、羽毛が生えそろうまで約2週間必要です。その間、ヒナの体温が下がらないように温める必要があります。ヒナを温める暖房器具は、ヒヨコ電球が一般的に使用されます。また、インコやハムスターなどを暖めるペットヒーターも利用できます。これから暖かい季節に入っていくので、暖めすぎには注意しましょう。暑すぎる場合、ヒナ達はヒヨコ電球から離れて、ケースの端に寄っています。ヒヨコ電球の高さを調節して、温度を下げましょう。また、水の減り具合も1つの目安です。水が速く無くなる時は、暑い証拠です。
飼育ケースは、生まれたヒナの数により、決めましょう。1羽2羽なら、昆虫飼育用のケースが使用できます。ペットヒーターを使用する場合は、小さめの飼育ケースが良いです。ヒヨコ電球を使用する場合は、大きめの飼育ケースを使用しましょう。ヒナは暖房が必要ですが、若鳥や成鳥には暖房は不要なので、別の飼育ケージで育てましょう。
小さいエサ入れと小さい水入れの選択は、ヒナの飼育では本当に重要です。特に水入れの大きさには注意しましょう。ヒナは飼育ケース内を動き回ります。その結果、水入れに張ってしまうことが多々あります。大きい水入れの場合、ヒナがずぶ濡れになってしまい、体温の低下により死亡することがあります。おすすめはペットボトルキャップです。ペットボトルキャップはひっくり返されることが多いのですが、内部の構造から水やエサが全て無くなることはありません。また、ひっくり返ることでヒナがずぶ濡れになることはありません。ペットボトルキャップは段ボールに張り付けるなど、ひっくり返らないように工夫もできます。
飼育ケース内には、ペットシートなどを敷いておきましょう。猫用の砂材は絶対に使用しないでください。
飼育開始から2週間過ぎたら、砂を用意しましょう。
ヒメウズラを含め、ウズラ類は砂浴びを行います。砂浴びは皮膚に付く虫などを除く効果があります。また、エサの消化効率を良くするため、ヒメウズラは砂を食べます。砂は必需品と考えて、砂と砂浴び場をケージ内に用意してください。砂は鳥の砂浴び用として販売されている商品があります。また、園芸店で販売されている園芸用川砂も利用できます。必ず準備しておきましょう。
エサはウズラ用のエサ、またはニワトリのエサを細かく粉砕した物を与えましょう。
ウズラ類は高タンパク質のエサが必要です。ただ、ウズラ用のエサは一般のペットショップやホームセンターで販売されておりません。インターネット通販で入手しましょう。ヨドバシドットコムやAmazonで購入できます。ニワトリ用のエサは一部のホームセンターで販売されています。そのままですとヒメウズラには大きすぎるので、コーヒーミル等で細かくして与えましょう。ただし、ニワトリ用のエサは10-20kg単位で販売されていることが多いので、保存場所等を考えておきましょう。
ヒメウズラはとても可愛いのですが、飼育に必要な物は意外と手に入りにくいです。必要な物は自作するという楽しみもありますが、孵化する前に準備しておきましょう。
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