実は相性が良い!昆虫飼育ケースとヒメウズラ
- Hideki Kobayashi
- 2021年4月11日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年4月7日

ヒメウズラのヒナ達は、大きな飼育ケースに移動しました。
3月末に生まれたヒナ達も大きくなり、小さな飼育ケースでは狭くなってきました。そこで、大きめの飼育ケースに移動させました。今回使用した飼育ケースは、「鈴木製作所飼育容器特大フラットクリア(435×345×198mm) プラケース」です。ちょうど、ペットシートのノーマルサイズが使用できるサイズです。また、蓋の部分にドアが2箇所ついていて、エサ入れや水入れなど内部の物の出し入れが簡単です。全体的にプラスチックで出来ているので、ヒナ達がジャンプしても怪我をする心配はありません。また、透明なケースなので、周囲から観察できて、とても楽しいです。ヒメウズラは、あまり飛びません。一般に販売されている鳥かごは、セキセイインコやオウムのようによく飛ぶ鳥を飼育するように設計されています。ヒメウズラを飼育する場合、鳥かごよりも昆虫飼育ケースやハムスター用のケージのほうが良いと思います。特に砂浴びなどを行う場合、金網ケージでは、ケージ外に砂が飛び散ってしまいます。しかし、昆虫飼育ケースではその心配は、ほとんどありません。

爬虫類用飼育ケースも利用できそうです。
最近の爬虫類ブームから、爬虫類用の飼育ケースも様々なタイプが販売されています。その中で、一つ気になった飼育ケースがありました。高さがある飼育ケースです。ヒメウズラはあまり飛ばないとはいえ、鳥なので飛ぶことはできます。また、ヒメウズラを含めウズラ類はなぜか高い所を好みます。高さのある飼育ケース内では、段差を着けて、ヒメウズラが止まれるような止まり板を設置することができます、ヒメウズラは、各止まり板で隔離されるため、多数の飼育でも喧嘩や羽むしりなどが起こりにくいかもしれません。もっとも、あまり飛ぶことが無いので、各止まり板を階段でつなげるなど、飛ばなくても移動できるようにした方が良いでしょう。ただし、止まり板の掃除など世話は大変になるかもしれませんね。
でも、植物や流木を使ったり、藁で作られた鳥の巣を吊るしてみたりと、レイアウトを楽しむこともできますね。いわゆるビオトープにはほど遠いかもしれませんが、ヒメウズラの自然な姿を垣間見せてくれるかもしれません。
ヒメウズラの鳴き声と飼育ケース
ヒメウズラに限らず、動物をペットとして飼育する場合、鳴き声がきになります。特にアパートやマンションにお住まいの方は、近隣の住民に迷惑がかかるかもしれないと不安になるかもしれません。飼育の方法にもよりますが、ヒメウズラの鳴き声は少々うるさいかもしれません。ただ、朝方や夕方に一番鳴く頻度が高いので、その時間帯だけ毛布等を掛けて置くと、ご近所迷惑とはなりません。金網ケージの場合、掛けた毛布を啄む個体や糞を飛ばすことがあるので、要注意です。そういう意味でも、昆虫飼育ケースなら、心配はありません。また、プラスチックで囲われているので、ヒメウズラが鳴いても、少しだけ防音効果があります。ほんの少しですが。
ヒメウズラはとても可愛いので、是非とも孵化に挑戦してみて下さい。ご注文をお待ちしております。
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