新型コロナウイルス感染症が次第に収縮しているというニュースも耳にしますが、今度は鳥インフルエンザが拡大しつつあるようです。日本でも、多くの養鶏業者が被害を受けて、結果として卵や鶏肉が高騰しています。鳥インフルエンザが流行している国は、日本だけではありません。現在、ヨーロッパ、北米、南米の各国で感染が報告されています。また、中国、ベトナム、インドネシア、バングラディシュ、インド、エジプト等の国々で常在化しています。鳥インフルエンザは渡り鳥を介して、感染が拡大します。その結果、多くの国々で感染が広がってしまったのでしょう。
変異する鳥インフルエンザウイルス
新型コロナウイルス感染症の場合と同様に、鳥インフルエンザも感染が拡大すると様々な変異ウイルスが出現します。中には、鳥ではなく哺乳類に感染する鳥インフルエンザの報告もありました。南米ペルーでは、去年11月以降、鳥インフルエンザH5N1型が感染拡大し、すでに6万3000羽以上の鳥が絶命しました。被害は鳥類だけにとどまらず、1月中旬以降、7か所の自然保護区域でアシカが少なくとも716頭絶命しました。鳥インフルエンザが鳥類以外の哺乳類の動物に感染し始めました。いずれ鳥インフルエンザも、同じ哺乳類である人間に感染するかもしれません。
鳥インフルエンザが人に感染した例
鳥インフルエンザが人に感染した例が、過去にありました。2007年に鳥インフルエンザが大流行した時、鳥インフルエンザA(H7N9型)が人に感染しました。その時、大きなニュースとなったのですが、人から人への感染は報告されませんでした。また、鳥インフルエンザH5N1型も感染した鳥との濃厚接触により感染が確認されています。今回もカンボジアにて、鳥インフルエンザに感染した少女が死亡するニュースが報じられました。現地の報道によると、2月16日に39度の発熱があり、村で3日間の治療を受けました。その後、国立の施設に移送され、鳥インフルエンザに感染していることが分かりました。残念ながら、少女は治療のかいなく、22日に息を引き取りました。また、少女の父親(49)も感染が確認さました。村では、野生動物の死骸が複数見つかったと報じられています。私達も鳥インフルエンザに気を付けましょう。ヒメウズラやコリンウズラだけでなく、他の鳥類を飼育されている方も、もし飼育している鳥たちが急死した場合、他の鳥たちが次々と亡くならないか、注視しましょう。また、鳥の死体を取り扱う場合、手袋をしましょう。
コリンウズラの白ペアが産卵し始めました。
当社のコリンウズラの白ペアが産卵を開始しました。コリンウズラのノーマルペアも鳴き始め、産卵ももうすぐ始まるでしょう。現在、白ペアの有精卵を販売しております。コリンウズラを飼育したい方は、是非お求めください。
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