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執筆者の写真Hideki Kobayashi

8月に孵化したヒメウズラが卵を産み始めました。

更新日:2023年4月7日


ヒメウズラの初卵

 8月にヒメウズラが孵化したことを当ブログにて紹介し、成長を度々記事にしてきました。そのヒメウズラ達が卵を産み始めました。2カ月半くらいで卵を産むようになったので、成長も良かったと思います。今回はオスが2匹しか生まれず、群れの中でそれほど喧嘩は見られませんでした。メスが6匹と多く、メスの相手をすることが忙しく、他のオスにちょっかいを出すほど余裕はないみたいです。2年目のペアは、冬にかけて産卵数が減っていますが、若いペアは元気に卵を産んでいます。

オスかメス、どちらが生まれるのか運次第です。

「メスが孵化する確率が上がる孵化方法はありますか?」

 このような事を良く質問されます。しかし、オスメスは卵になった段階で既に決まっています。卵の段階で、何をやってもオスメスは変わりません。ワニ、カメ、トカゲの場合、卵の保管温度や孵化するときの温度で、性別が決まります。高い温度や低い温度でメスが生まれ、丁度良い温度で、オスが生まれるそうです。他にもメダカなどは、高温でオスが良く生まれるようになるなど、魚類の性別は温度に依存することが知られています。この情報が一部広がって、ヒメウズラの卵でも、同じように孵化温度がオスメスを分けると誤解されている方がいるようです。ヒメウズラの卵を高温で温めると死んでしまう場合が多いです。また低温の場合、孵化するまでの時間が伸びます。ヒメウズラの卵は37℃で温めて孵化させることが基本です。これを守ることが、上手く孵化させるコツです。ちなみに30℃では、卵は孵化すること無く、腐ってしまいます。気をつけてください。

オスを嫌わないで下さい。

 ニワトリの場合、オスは「コケッコー」と早朝に鳴きます。そのため、家でニワトリのオスを飼うことは難しいと思います。実際、高知県で販売されていたペット用ニワトリ「プチコッコ」は、全てメスです。一方、ヒメウズラは頻度こそ違いますが、メスも「ケケケー」と鳴きます。まあ、ヒメウズラは小さい体なので、鳴き声が近所迷惑になることは少ないでしょう。また、オスメス一緒に飼うと鳴く頻度は著しく低くなります。1-2週間に1回鳴くかどうかという程度です。だから、オスを嫌わないで下さい。オスメスペアで飼育すると、ホントに仲良い姿や振る舞いを見ることができます。ペアの飼育ケースを掃除する際、オスが攻撃的で、手を突いて来ます。勢い余って手の中にすっぽり収まってしまうとメスがオスを救おうと手を突いてきます。また、羽を広げたオスの求愛ダンスは、中々見応えがあります。白ヒメウズラよりもノーマルや銀の方が、羽を広げた姿は綺麗ですね。

白×銀ペアの卵、新発売です!

 というわけで、白×銀ペアの卵を販売開始します。白または銀、白銀模様のヒメウズラが生まれます。白銀模様は、おなかの所が白く羽や頭部が銀で、ペンギンの子供のような模様になる場合もあります。是非、孵化に挑戦してみてください。また、親の色を色々選びたい方や個数を指定したい方は、メールにてご連絡ください。ご希望に添えるよう対応させていただきます。



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